新日本コーポレーション

Inspection外壁打診点検

外壁打診点検とは

外壁がタイル、石、モルタル仕上げの建物が対象となり、万が一外壁材が落下した際、下を通行中の歩行者や車輌に落下した外壁材があたる事故を未然に防ぐ事を目的としています。
目視では判別しきれない外壁材内部の劣化を知る為に、打診棒で外壁部を叩いて、音の伝わり方で判断します。当社では専門の講習を受講した3名のビルディングドクターが在籍しております。

作業着を着た男性が打診棒を使って外壁を叩き劣化がないか調査している様子

メリット

赤外線画像診断でも同様に外壁の不良部分を確認出来ますが、クラックがどの位の長さなのか?浮き面積がどの位なのか?修繕に緊急性があるのか?等、直接外壁を叩く事で劣化の程度が細かく把握できます。
また、直接作業員が見る為、クラックや爆裂以外の異常があれば同時に確認出来ます。

足場を使って高い位置の外壁を打診棒で叩き劣化がないか調査している様子

デメリット

外壁を隅から隅まで叩いて判断する作業になる為、足場やゴンドラの設営や、高所作業車の手配等が必要となりコストと時間が掛かります。 しかしコストと時間に見合う詳細な調査結果を得る事が出来ます。

5階建ての建物に足場を設営した写真