従来の火災報知機の保守点検では、最低でも二名の作業員の配置が必要でした。一人が様々な場所の火災報知器を作動させ、もう一人は事務所内などの受信盤の前で発報確認を行う人です。
しかし、新日本コーポレーションでは日本で唯一、遠隔による発報確認を行える仕組みを開発する事に成功しました。
クラウドカメラを受信機前に設置することで、スマートフォンやタブレットで火災報知機の発報確認を行えます。その為、最低二人必要だった作業員の配置が一人で対応可能となりました。
みいみいシステムがどんなものかをご紹介しました。メリットについてもご紹介いたします。
当社側のメリットとしては、上記でご紹介している通り、最低でも二名必要だった作業員が一人で対応するため、人工の削減につながります。どうしても受信盤の前で確認を行う作業員は他の作業ができません。確認作業が必要なければ、別の作業を行えるため、効率よく点検を行う事が可能です。
ではお客様側はどうでしょうか。
事務所内の目につく所に受信盤がある物件では、受信盤の前に人が居ると気にしてしまいますが、人が立っていないため普段通りの仕事をする事が出来ます。
また、クラウドカメラを通して受信盤の状況を確認し、発報状況を30日間動画で保管をすることができます。点検時の発報状況を、後で確認する事も可能となりました。
それだけではなく、人の出入り時にセキュリティ対策を取られている施設では、作業員の出入り回数を制限できる為、情報セキュリティの面でも協力させていただけます。
みいみいシステムの開発と共に、2021年にイメージキャラクターも誕生いたしました。
当初は、当社事務所にいる事務員がオペレーターとして受信盤の動作確認を行い、報知機を作動させている作業員にカメラを通して伝えるシステムでした。
その為、受信機を「見る」→「見い見い」→「みいみい」と社長のひらめきでシステム名が決定。みいみいという語呂と、作業員が事務員の声を「聞く」→「耳っぽい」という所から、キャラクターはウサギに決まりました。