新日本コーポレーション

SDGsSDGs

サステナブルな社会の為に

SDGdのロゴ

SDGs(Sustainable Development Goals)とは、2015年に国連サミットにて採決された、2030年までに持続可能でより良い世界を目指すための国際的な目標です。
今や世間では取り組んでいることが常識となりつつあり、17項目の持続可能な開発目標に対して、企業がどのように活動をしているのか?それが問われる時代となりつつあります。
当社でも「名古屋SDGsグリーンパートナー」と「愛知県SDGs登録」の認定を受け、今後も取り組みを続けていきます。

これまで危険物であったメタノールの使用を全面的に禁止し、植物由来(バイオマスエネルギー)のバイオエタノール(ピュアコール)に変更しました。
これにより、点検時にCO2は排出されますが、その分バイオエタノールを生産する為に原料となる植物を育てないといけません。
排出されたCO2は、その植物が光合成を行う事でプラスマイナスゼロになります。
植物を育てる為にオーストラリアの貧困層の雇用の確保と安定につながり、植物が増える事で気候変動への対策も講じることが出来ます。

世界の脱炭素社会への移行に合わせた温室効果ガス削減の取り組みとして、カーボン・ゼロ点検を実施。
以下の二点で、カーボンニュートラルの成立により二酸化炭素の排出をゼロとする。
1.煙感知器の試験用ガスをノンフロンガスに切り替える
2.熱感知器の加熱試験用の化石燃料をピュアコール(自然燃料)に切り替える

新日本コーポレーションの目指すゴール

貧困をなくそう

あらゆる場所で、あらゆる形態の貧困に終止符を打つ
 →消防設備点検において、加熱燃料を自然燃料に切り替えることにより、地上原料を生産している後進開発国・地域の労働を創出する

ジェンダー平等を実現しよう

男性のイメージが強い点検班に女性技術員を加え、男女平等に
 →女性技術員の在籍により、女性ならではの視点や対応で点検を行えるだけではなく、女子更衣室や幼稚園などの点検でお客様に安心をお届けする

エネルギーをみんなにそしてクリーンに

すべての人々に手ごろで信頼でき、持続可能かつ近代的なエネルギーへのアクセスを確保する
 →カーボンニュートラルの循環サイクルにより、加熱燃料がCO2を排出しない燃料(クリーンなエネルギー)にする。

産業と技術革新の基盤をつくろう

強靭なインフラを整備し、包摂的で持続可能な産業化を推進するとともに、技術革新の拡大を図る
 →消防設備点検において、加熱燃料(従来は化石燃料を使用する)を自然燃料に切り替えても使用できる技術を開発する、資源利用率の向上を図る。

気候変動に具体的な対策を

気候変動とその影響に立ち向かうため、緊急対策を取る
 →消防設備点検において、加熱燃料を化石燃料から自然燃料に、また煙感知器点検用ガスをノンフロンガスに替えることにより、球温暖化を抑制する。

中小企業向けSBT認定取得に向けて

SBT(Science Based Targets)とは、直訳すると科学的根拠に基づく目標という意味です。産業革命前より気温上昇を2℃より充分に下回る水準に抑え、また1.5℃に抑える気候化学に基づく削減シナリオと整合した削減目標を設定する事が必要となります。
中小企業向けSBT認証とは、SBT事務局が中小企業の目標設定に向け、独自ルートを設定したものとなります。こちらは従業員が500人未満・非子会社・独立系企業を対象とした、中小企業向けのSBTです。

当社では中小企業向けSBT認証の取得に向けて、現在のCO2排出量の調査・削減目標の設定を行っております。

scope1+2

scope1:自社での燃料使用や工業プロセスによる直接排出
scope2:自社が購入した電気・熱の使用に伴う間接排出

2021年の当社のCO2排出量はscope1:247.45(t-co2)、scope2:24.86(t-co2)でした。SBT認証の目標である、2030年までに排出量を37.8%(1.5℃水準)にするためには、年率4.20%の削減が必要となります。また年率4.20%の削減が可能になった場合、2045年にはscope1+scope2の総排出量は0となります。(右図参照)その為に、当社では独自のカーボン・ゼロ点検を行い、CO2削減に取り組んでまいります。

2021年(基準年)から2030年、2045年(参考)にscope1、scope2の各GHG排出量を示した棒グラフ。

2022年温室効果ガス排出量

煙感知試験機用ガスをフロンガスからノンフロンガスに変更する事でフロンのCO2排出量は0になります。
熱感知器の加熱試験機に使用する化石燃料のメタノールを植物性由来のピュアコール(劇物扱いではありませんが、危険物第4類の為取り扱い注意)に変更する事で、二酸化炭素が排出されても植物に吸収されることにより、メタノールによるCO2排出量も実質0となります。
※ピュアコールは新日本コーポレーション株式会社の登録商標です

つまり、2021年のフロン・メタノールによるCO2排出量93.18t-CO2(約34%)が削減できることとなります。

新日本コーポレーションは2030年までに、2021年CO2排出量の37.8%の削減を目指していました。2022年の数値を精査したところ、CO2排出量は167.55t-CO2と2021年CO2排出量の38.5%の削減に成功し、2030年までの目標を達成する事が出来ました。

2022年の新日本コーポレーションの温室効果ガス排出量の結果を示した円グラフ ガソリンが56.13%、電力が15.60%、軽油が0.52%

当社の取り組み紹介

タイムカード廃止

・タイムカードを使い勤怠管理をしていましたが、クラウド型の勤怠システムに切り替え、毎月のタイムカードを廃止いたしました。

SDGsの社内周知

・社員向けの広報(社内報・社員アプリ・YouTube)を活用し、社内での取り組みや目指す姿、今後の取り組み等を発信し、周知しています。

建通新聞にて外部発信

・建設業界の情報を発信している「建通新聞」に当社の取り組みが紹介されました。

節電

・社内に節電ポスターを掲示し、節電を呼び掛けています。

社員表彰

・2021年より、12月に社員投票による社員表彰を行っています。1年間頑張った人等、複数の項目のMVPを決定し表彰いたします。社員一人一人のやる気を助長します。

女性点検班の採用

・2019年より女性点検班を採用しています。女性更衣室や幼稚園などの点検の際に、お客様へ安心をお届けします。

予防接種の全額負担

・毎年の健康診断、希望者への予防接種の費用は、会社が全額負担しています。社員一人一人の健康を考え、安心・安全に仕事ができる環境をつくっています。

まもる委員会

・2022年に当社の公式キャラクター「まもるくん」をモチーフに、社員を社内問題や疑問から守る委員会を設立しました。フォームを設置し、社員のだれでも相談ができるようすることで、快適に働けるようにいたしました。

みまもるくん

・2022年に社員の育児における経済的問題を、育児経験者が支援する事を目的とした社内サークルを設立いたしました。

なごやSDGsグリーンパートナーズ 認定エコ事務所

【なごやSDGsグリーンパートナーズ】とは、従来のエコ事業所認定制度にSDGsの視点を加えたもので、事業者がSDGsを意識しながら、環境に配慮した事業活動を自発的・積極的に行う事を支援しています。当社はこの制度の認定エコ事務所として、独自の技術【カーボン・ゼロ点検】を開発し、お客様や環境をお助けいたします。

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