このキャッチフレーズを企業理念として当社は2023年に創立45周年を迎えました。
45年の長きにわたり消防・防災事業を通じて、数えきれない施設の安心・安全の確立に努めてまいりました。これもひとえに取引先様、お客様からの熱いご支援とご支持の賜物と感謝申し上げます。
「ハートは心と命」の持つ意味－－－生命は魂としての『心』と肉体としての『命』から成り立っています。
この世に生を受け、どんな形であれ愛情を注がれて成長し、今という時間を私たちは生きています。そしてこの時間の先に未来が待っているはずです。
消防設備はテクノロジーとしての高度化・近代化を推し進め、規範としての消防法は研磨を繰り返すことで、エッジの効いた消防行政の実現を目指しています。
しかしこれは建物を守ることが目的ではありません。その建物の中に息づく人々の生命を守ること。私たち防災人としての曲げてはならないプリンシプル（原理原則）だと考えます。
2011年3月11日に発生した東日本大震災では多くの方が津波によって命を奪われました。
震災後、遺族の方やボランティアが必死に探したのは、お金でもなければ貴重品でもありません。亡くなった家族の写真でした。その人の生きた証し、共に過ごした思い出の尊さは、言葉では言い尽くせません。人間にとって『未来』だけでなく『過去』という時間もかけがえのないものなのです。
私ども新日本コーポレーションは消防・防災事業を通じて人々の『過去』と『未来』を守り、そのために今ある『ハート（生命）』を真摯に守る。
それが当社の使命であり、持続可能な社会のため誇りを持って取り組んでいくべき仕事と受け止めています。
すべては「ハートは心と命」のために。
